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日本の家に優しい通気性下地材 ルーフロン

いま住まいは、断熱化・気密化が進み、ますます密閉化しています。湿気はいよいよ逃げ場を失って結露し、長い間には屋根や壁の木材をムラし、腐らせてしまいます。日本の家は春夏秋冬、湿ったり乾いたりしています。そこで「呼吸する通気性下地材ルーフロン」の登場です。ルーフロンは夏の熱い外気を通さず、冬は温かい室温を逃がさない優れた断熱作用と通気性を備えた画期的な建築下地材です。日本の家に優しいルーフロン。だから家はとても長持ちします。

1.湿気を吸収すばやく発散。+通気性。

室内の温度が高まり、屋根裏や壁体内に侵入した湿気や結露水はルーフロンが吸収し、低湿側へすばやく発散します。
〔吸湿6.5g/m2, 2h・放湿5.5g/m22h〕この呼吸機能は他の下地材とは比較にならない大きな特徴です。また水は通さず、空気は通し易いという通気性で住まいのムレ・不朽・カビを防ぎます。


2.断熱機能は、シート状下地材ではトップクラス。

ルーフロンは熱伝導率0.011kcal/mh℃。この数値は防水紙20kgの12倍の断熱性能を示します。外壁下地材として使用した場合、断熱材の性能をカバーするばかりでなく、断熱材を長持ちさせる下地材です。

3.抜群の釘穴シール性。

どんな下地材でも、建物への止めつけの際には釘穴があくという宿命があります。ゴム・アスファルト系の下地材は、数年間にわたる凍結融解で劣化し、釘穴シール性が低下してしまうのに対しルーフロンは、含有されている木質の膨張と耐候性の高い特殊ポリマーの働きにより、釘の周囲にしっかりと密着。隙間からの水漏れを許しません。

4.通気構法の防風シートとしても最適です。

壁体内の通気層を通り抜ける外気により内部の湿気を外へ送り出す「壁体内通気構法」。その中で最も重要な役割を持つ「防風シート」は、凍結に強く、夏の湿気を内部へ容易に入れない、また万一結露しても乾き易いなど、厳しい条件に応えるものが要求されます。
ルーフロンは、これらの条件を満たす「通気構法」専用下地材としてお使いいただけます。

5.用途に合わせタイプを選べます。

ルーフロンは、表面がフラットなFタイプと凸凹リブがついたR、Mタイプに分けられます。
Fタイプは屋根下葺、通気構法用下地材用。R、Mタイプは瓦屋根専用下地材として、リブが瓦桟と下葺の間に隙間をつくり水やホコリが瓦桟に溜まるのを防ぎます。また、タタミ、カーペット下地としてお使いいただける薄型もあります。用途に合わせタイプをお選び下さい。

種類
表面リブ形状
裏面層
主な用途
Fタイプ
(汎用品)
FF7
フラット
クラフト紙
屋根下地
内・外壁下地
Rタイプ
RR7
クラフト紙
瓦屋根専用下地
内・外壁下地
Mタイプ
(受注生産)
MM7
クラフト紙
瓦屋根専用下地
内・外壁下地

ルーフロンの規格
寸  法
重さ(kg)
施工面積(m2)
長さ(m)
幅(m)
厚さ(mm)
21.0
21.0
1.0
0.7
11.0

 

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